皆さんこんにちは。北海道札幌市を拠点に、総合電気工事、通信ネットワーク工事、照明LED化工事、エアコン工事、セキュリティ商品提供などの多様なサービスを提供している株式会社K.Bコーポレーションです。
今回は、賃貸アパートや賃貸マンションの空室対策でお悩みの管理会社様やオーナー様に向けて、有効な施策を詳しくご紹介します。
人口減少による空き家率の増加
近年、賃貸アパートや賃貸マンションの空き家率は増加傾向にあります。
日本は少子高齢化の影響を受け、高齢者が増える一方で、アパートやマンションを借りる若者が減少しています。そのため、募集をかけても入居者が集まりにくい状況が続いています。『繁忙期でも部屋が埋まらない…』とお悩みの管理会社様やオーナー様も多いのではないでしょうか。
一見すると、全国的に賃貸物件の需要が減少しているように感じられますが、日本の不動産業が今後どのように発展していくべきかをまとめた国土交通省の「不動産ビジョン」では、『不動産投資市場は拡大傾向にある』というデータが示されています。
また、持家・借家志向の調査では、「借地、借家でも構わない」と回答した割合が過去20年で約6割増加しています。『所有から利用へ』と意識が変化しており、特に単身者や外国人居住者の間で賃貸の需要が高まっています。
今後の賃貸市場で勝ち残るためには、的確な空室対策が必要不可欠です。
正しい空室対策を知る
・賃料の値下げは最終手段
アパートやマンションの空室を減らし、経営や管理を円滑に進めるには、管理賃貸物件をいかに『入居者にとって魅力的にするか』が重要です。
最も簡単な対策は賃料を下げることですが、それにはリスクが伴います。なぜなら、一度下げた賃料を元に戻すことは容易ではないからです。
また、管理物件の築年数が経過するほど、修理・修繕にかかる費用も高額になります。長期的に見ても、賃料の値下げは最終手段とすべきでしょう。
まずは、空室が発生する根本的な原因を分析し、現在の収益から空室対策にどの程度の予算を充てられるのかを検討することが大切です。
・効果的な空室対策の第一歩とは?
管理会社様やオーナー様の中には、費用対効果の高いリフォームやリノベーション、インターネット広告などを活用した空室対策を検討される方も多いでしょう。
しかし、やみくもに費用をかければ良いというものではありません。
空室対策の第一歩は、物件の現状を的確に把握することです。賃貸経営の責任者はオーナー様ご自身です。現状を把握しなければ、効果的な空室対策を講じることはできません。
『入居者に不満はないか』『競合物件との差は何か』『敷地内の設備は十分か』
これらのポイントを再確認しましょう。
・入居者から人気No.1の設備
近年、管理会社様やオーナー様の間で特に注目されているのが、無料インターネットの導入です。
全国賃貸住宅新聞が実施した「家探しで最も重視する設備ランキング」において、『インターネット無料』は単身者・ファミリー向けの双方で1位に選ばれています。(※全国賃貸住宅新聞2023人気設備ランキング)
この設備がないだけで、物件がお部屋探しの候補から外れてしまう可能性が高まります。空室対策を検討する際は、無料インターネットの導入を積極的に考えてみましょう。
無料インターネット導入の重要性
・ネット環境が入居率を左右する時代
インターネットの利用用途は、オンラインゲーム・在宅ワーク・動画視聴・オンライン授業など、プライベートにとどまらず、学業や仕事の領域にも広がっています。
その影響もあり、現在では賃貸物件の約3部屋に1部屋が無料インターネットを導入しています。
また、多くの賃貸ポータルサイトでは『インターネット無料』という検索項目が標準化されており、条件を絞って物件を探す方が増えています。そのため、空室対策や入居者満足度向上の施策として、無料インターネットの導入が重要視されています。
・無料インターネット導入の3つのメリット
無料インターネットの導入には、空室対策や競合物件との差別化といったメリットがあります。さらに、賃料のアップにつながる可能性も期待できます。
入居者が個別にインターネットを契約する場合、その費用は平均で月5,000円程度かかると言われています。すべてを家賃に上乗せするのは難しいかもしれませんが、「入居者が自分で契約する手間が省ける」「入居後すぐに使える」といった利便性は、大きな魅力となります。
また、賃料の値下げを検討していた管理会社様やオーナー様にとっても、無料インターネットの導入により賃料を維持できる可能性があります。
導入済みでも要注意!見直すべきポイント
・回線速度に要注意
オンラインゲーム・在宅ワーク・動画視聴・オンライン授業などの用途には、一定の回線速度が求められます。すでに無料インターネットを導入している物件でも、回線速度が遅いとクレームの原因となり、入居者の早期退去につながる可能性があります。
そのため、入居者の満足度を高めるには、快適な通信環境を整えることが重要です。インターネットの回線速度に関する不満が出ている場合は、早急に通信環境を見直し、改善策を検討することをおすすめします。
まとめ
K.Bコーポレーションでは、アパート・マンション・宿泊施設向けの無料インターネットブランド『UP-NET(アップネット)』を運営しています。
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